そんなbetterな暮らし

たぶん駄文

あなたを大人にできるのはあの子だけなのに!

本をダラダラ読むだけだとあんまり意味ないなと思って、1冊読んだら1記事書いてみることにしてみました。

 

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もはや言わずもがな、新進気鋭の哲学者(?)である永井玲衣さんの売れまくっている本を今更読んでみました。ずっと思っているんですけど、「平成のぶってぶって姫」であるところの古市キュン然り永井さん然り、若手新進気鋭学者ってどうやって世間で存在感示せるようになっているんでしょう?

 

何でこんなに売れてんだろと思って読んだのですが、最後までよく分かりませんでした。別に哲学についてどうこう語っているものではなく、平易なエッセイ。ただ、一つ思ったのは、世の中ただ一つの「正解」が求められがちな風潮の中、正解は一つだけじゃないのだよ、それを考えるという営み自体も大事なのだよ、大丈夫意外とみんな「正解」は分かっていないし難しいことは理解できていないよ(、そして、思考の補助線となってくれるのが「哲学」なのかもしれないよ)ということが内容になっていると個人的には受け止めていて、それが世間に刺さっているのかもしれないなと(本当にそうだとすると、世の中、大変貧しくなっていないですか?)。

 

あとは、自分は単純にエッセイが好き(他人が何考えて生きているのかが知れるから)なので単純に面白く読みました、というのと、ふと気付いた疑問をシェアできる友人がいるというのは素晴らしい(ええ、これは嫉妬です)ですね、という感想です。

 

自分も未だに「何のために働いているんだろう」とか「何のために人間は生きているんだろう」とか思っちゃう。そんな青いことを考えてしまう自分に寄り添ってくれる本ではあるのかもしれない。誰か「正解」を教えてくれよという気持ちはあるのですが、これからも考えていこうと思います。だから、誰か僕からの変なLINEを受け止めてくださる方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

 

ちなみに、永井さんはラジオに毎週出演されているようで、お笑い芸人のラジオ以外だとキムタクと花澤香菜の番組しか聞いたことがなかったので試しに聞いてみました。「問が浮かんできました」「何故なんでしょう」といったことをよく仰られていて、「あなたも古市商法か!!!」と思わず突っ込んでしまいました。

※古市商法:モノを知らない若者を装って、自分より年上の人間に対して突っ込んでいき、ぶってもらうことで若者の意見を示していくこと。年上は年上で、若者に対してご指導ご鞭撻できるので、win-winの関係が築ける。

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なお、書籍名を見たときに最初に思ったことは、「あのバンド名のパクリかな」でした。本当にしょうもない感想で申し訳ありません。でも、水中も考え続けることも、苦しいよな。だから好きなんだけど。

 

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